オーストラリアの小学校、プレップ、キンディでは、新学期、新しい年が始まりました。
プレップ、キンディを含めオーストラリアの小学校に通う低学年の子供達は『ショーアンドシェア(Show and share)』、『ショーアンドテル(Show and tell)』の準備があります。
この記事は、オーストラリアのプレップやYear 1など低学年の子供達がクラスで発表する『ショーアンドシェア』、『ショーアンドテル』について書いています。
オーストラリアで子育て中の親が出来る『ショーアンドシェア(Show and share)』、『ショーアンドテル(Show and tell)』の準備や題材探しと新しいアイデアを知りたい方におすすめです。
今年からオーストラリアのキンディやプレップへ入学したけどプレップの先生が言っていた『ショーアンドシェア』って何?と疑問に思っている日本人ママと日本人パパの参考になるオーストラリアの『ショーアンドシェア』について紹介。
ショーアンドシェア(Show and share)【オーストラリアのプレップ】
オーストラリアのキンディやプレップ、小学校の低学年の子供達の学校生活での必須課題が『ショーアンドシェア』。
学校により『ショーアンドテル』という場合もありますが、同じ意味です。
『ショーアンドシェア』では、週に一回、クラスのみんなの前で子供達がそれぞれ好きなこと、好きな物などについて紹介して話します。
プレップで行うショーアンドシェア(Show and share)
オーストラリアのブリスベンの公立小学校のプレップに通うわが家の子供のクラスでは、入学前に毎週何曜日がショーアンドシェアなので準備しておくようにとお知らせがきたので早速いくつかアイデアを挙げ、子供に何がしたいか聞いてみました。
『ショーアンドシェア』とは
『ショーアンドシェア(Show and Share)』は、文字の通り『見せて(情報を)シェアする』こと。
イメージ的に分かりやすく言うと子供達が小学校のクラスで行う簡単な『プレゼン』です。
クラスの前に出てショーアンドシェアの題材について皆に見せてそれについての情報をシェア、発表します。
オーストラリアで子供がプレップに入学して『ショーアンドシェア』を行うけど、具体的に何について紹介させれば良いのか分からない。何か良いアイデアはない?
などと考えている方の具体的な参考になる『ショーアンドシェア』のアイデアをさらに詳しく紹介して行きます。
『ショーアンドシェア』のアイデア
基本的にオーストラリアでショーアンドシェアはプレップ、小学校の低学年の子供(5歳、6歳ぐらい)が授業で行うことなので発表するアイデアとしてもシンプルなものが良いです。
ただオモチャを学校に持たせたくないと思う家庭、担任の先生が玩具は禁止、などという場合もあると思うので、いくつか参考にショーアンドシェアの具体的なアイデアを紹介します。
ショーアンドシェアの発表アイデア例
実際にオーストラリアのプレップ、小学校、キンディで行われる『ショーアンドシェア』の発表アイデアを参考までにあげておきます。
- 自分で描いた絵
- 好きな絵本
- 家から学校までの地図をイラストで作る
- 種を植えて発芽させる
- 家でお寿司を作らせ写真で紹介する
- 日本のお金
- 庭で出来たレモンやライムを持っていく
- 折り紙
- 動物園、博物館、アートギャラリーなどで見たものの写真
- ホリデー中の旅行の写真
- 昆虫などを安全な箱に入れて
ショーアンドシェアの事前準備
『ショーアンドシェア』で発表する題材が決まったら簡単に準備をすると子供がスムーズに学校で発表出来る助けになります。
家で出来る、具体的なショーアンドシェアの準備としては、まず子供本人が『ショーアンドシェア』で自分が発表する題材について理解していること。(特に初めての場合)
準備の段階で子供をうまく促しながら本人の好きな物を選ぶようにしています。
言葉で説明しても分かりづらいと思うので、『ショーアンドシェア』で発表する時に具体的に何を喋ればよいか参考になるようセリフ付きで例を紹介します。
ショーアンドシェアの発表例①『セリフ』付き
例として【折り紙で作った鶴】を紹介する場合の発表を紹介。
プレップ入学したての子供やキンディに通う幼児のための参考になるよう極力、使う言葉など、長さもシンプルにしています。
子供:Good Morning everyone.
クラスのみんな:Good morning 〇〇〇.
子供:Today I’m going to show you my origami.
ここで手で持っている折り紙をみんなが見えるように見せる。
子供:This is my Origami bird.
This is very cool because it has wings and it can fly.
This is my favorite and I like it very much.
Thank you!
イメージとしては上記の通りです。
この後で、先生やクラスメイトからさらに質問されたりする場合もあります。
とりあえずクラスの前に出て、何か喋り、完結させれば成功です。
プレップのクラスの先生は毎年子供達の『ショーアンドシェア』をしているので、
上手に助け舟を出してくれたり、言葉が出てこない子供には、質問しながら『ショーアンドシェア』を進めてくれます。
プレップでも子供も慣れてくれば親の助けなしで『シェアアンドシェア』は出来ます。
最初のうちは、子供と一緒に家で準備することにより、クラスの前で何をすれば良いのか戸惑いを避ける助けになります。
オーストラリアでショーアンドシェア(Show and Share) 【オーストラリアのプレップ】まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
オーストラリアの『ショーアンドシェア』は、子供本人が『ショーアンドシェア』で何を持っていきたいか、それについて何を喋りたいか、この2つを子供に聞き本人がイメージが出来ていればスムーズです。最初から『ショーアンドシェア』を完璧に出来る子供は少ないです。
実際のお友達の発表を見たり、自分で何度も行うことにより上手に出来る様になるので、深く考えすぎなくても大丈夫。シャイな子供には特に短く完結にまとめるように準備しています。
他にもオーストラリアのプレップやキンディについての記事があるので是非参考にしてください。