オーストラリアのクイーンズランド州ブリスベン(Brisbane) では、子供がどこのプレップに行くかは住んでいる場所の通学区域(キャッチメント)によって決まります。
ブリスベンで生活している私が娘の公立小学校、プレップ(Prep) を決める際に参考にしたのがキャッチメント(Catchment)マップ。
キャッチメントとは?
オーストラリアで子供の小学校を決める際に使われる言葉「キャッチメント(Catchment)」と通学区域を見るための地図の使い方を日本語で解説します。
キャッチメントでプレップは決まる《ブリスベンの公立小学校》
私たちの住んでいるブリスベンで公立のプレップ(Prep) は基本的に小学校(Primary School)と同じ敷地内にあります。
【公立の場合】
プレップ1年と小学校(Primary School)6年の計7年間通う小学校がキャッチメントで決まります。
オーストラリアで使われている 「Catchment(キャッチメント)」とは、日本の「通学区域の指定校」と同じようなシステム。
「キャッチメント」では、「住んでいる家の場所(住所)によって通う小学校が決まる」ようになっています。
ブリスベンの キャッチメント確認地図【EdMap】
ブリスベンのプレップ、小学校、ハイスクール用のキャッチメント(Catchment)の地図【EdMap】はこちらからリンクで確認できます。
住んでいる住所がわかれば下の地図を使い子供がどこの小学校に通うのか事前に検索できます。
《School Catchment EdMap》
子供のいる家庭では上のEdMapを参考にした「キャッチメント」を基準に引っ越しを考える家族も多いです!
ブリスベンのキャッチメント(Catchment) の地図の見方
まずは、上のリンクから公式サイト(EdMap) へアクセス。
すると上の画像のようにたくさんの枠で区切られた地図が出てきます。
地図上の枠線
地図上にある青い枠線で学区が分かれています。
簡単に言うと、その枠内に住んでいる人はその枠の中の小学校(プレップ)に通うことになります。
地図上の赤文字
名前が赤くなってる学校は「学区域の指定校」を実施。
地図上の青文字
名前が青くなっている学校は「学校選択制」を実施。
キャッチメント外のプレップ(小学校)に行かせたい!
自分の住んでいるキャッチメント以外のプレップに子供を通わせたい場合。
不可能ではありません!
キャッチメント外の小学校へ入学(体験談)
わが家のバレリーナちゃんはキャッチメント外のプレップに通っています。
上の地図でゆう赤文字の「学区域指定校を推進」している学校です。
ブリスベンでプレップを選ぶ際、住んでいる家のキャッチメントのプレップを見に行ったら、雰囲気が合わなさそうだったので、区域外の学校を急いでさがしました。
学区外のプレップに行く場合の手配(ブリスベン)
娘の希望するプレップは私たちの住んでいる地域からは、キャッチメント外でした。
それでも気に入った学校だったので願書(エントリーフォーム)を早めに出しに行き(6月ごろ)ました。
その時、学校のオフィスで「waiting リスト」に名前を書いてもらいました。
プレップ(学校)側から言われたこととしては、
『毎年、入学できる子供の定員数がきまっているので、キャッチメント内の家庭がまず優先。
その後、空き定員があれば「waiting list」 に書かれた上の人から入学できる。
でも保証はできないから他の学校にも入学のためのエントリーフォームは出してください!』
と、その時に言われました。
ブリスベンの公立でも人気のあるプレップや小学校だとキャッチメント外の入学は難しい場合が多いです。
わざわざ子供のプレップ入学前に行きたい小学校のあるキャッチメント内に引っ越す家族もいるんですよ。
ブリスベンのプレップ キャッチメントまとめ
最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
自分の子供のプレップ選びで悩むママは多いと思います。
ブリスベンの小学校の区域を調べるのに便利なキャッチメントマップは「Queensland Government」 からの公式なサイトなのでぜひ役に立ててください。
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